2024年最大の天体ショー!「紫金山・アトラス彗星」を見ることができました!

2024年最大の天体ショー!「紫金山・アトラス彗星」を見ることができました!

こんにちは!

ヤマサン食品工業です。

 

2024年10月21日。

富山県はピカピカの快晴。

 

もしかして、今年最大の天体ショー「紫金山・アトラス彗星」を見ることができるかも?!

 

急遽に思い立って、17:00の終業と同時に会社を飛び出し、車を走らせること約45分。

富山市の南西部にある牛岳パノラマ展望台へ。

 

・・・

 

情報によると、彗星は「18:00~19:00の間」「西南方向」「金星の右上20度くらい」に見られるとのこと。

 

金星(牛岳パノラマ展望台)20241021

 

西南方向を眺めると金星がバッチリ!

そして、右上20度くらいを見上げると・・・

何も見えず(泣)

 

どうやら、彗星は1日1日と地球から遠ざかっていっているようで、肉眼で見ることができる時期を過ぎてしまったようです。

 

・・・

 

それでは・・・と、スマートフォンを夜間撮影モードに設定し、露出を最大にして、彗星がいるだろう方角を狙ってシャッターを切ってみると・・・。

紫金山・アトラス彗星、いました!

アトラス彗星(牛岳パノラマ展望台)20241021

18:05に撮影

 

アトラス彗星(牛岳パノラマ展望台)20241021

18:30に撮影

 

長ーい尾を引いて、西の空へ飛んでいく姿を写真に収めることができました!

 

紫金山・アトラス彗星とは?

紫金山・アトラス彗星は、2023年1月に中国の紫金山天文台の施設で初めて発見され、同年2月にATLAS(小惑星地球衝突最終警報システム:Asteroid Terrestrial-Impact Last Alert System)によって再発見された彗星です。

 

地球に最も接近するのは2024年10月13日(日本時間)で、日本でも10月中旬から下旬にかけて観察できます。

そして、その後は太陽系を離れて二度と戻らないと推測されています。

 

紫金山・アトラス彗星が見える方角と高さ

時期 方角 高さ 明るさ
10月12日~10月15日頃 西 超低空 予測等級は1.5~3等。
肉眼で見える明るさだが、低空のため発見しにくい。
10月16日~10月20日頃 西南西 低空 予測等級は2~4等。
彗星の明るさは少し暗くなるが、高度が上がり観察しやすい。
10月21日~10月31日頃 西南西 予測等級は2.5~6等。
地球から遠ざかるため肉眼での観察は難しくなるが、双眼鏡や望遠鏡を使えば見える

 

天体観察を楽しもう!

今回の「紫金山・アトラス彗星」は、双眼鏡や望遠鏡を使えば、10月末まで観察できるとのこと!

ご家族やご友人と一緒に夜空を見上げて、一生に一度しか出逢うことができない超レアな彗星を探してみてはいかがでしょうか?

 

秋晴れの日の夜は、空気が澄んで天体観察にもってこいです。

彗星を観察しながら、星座を見つけたり、満天の星空を撮影したり。

流れ星もたくさん見ることができますよ!

 

アトラス彗星(牛岳パノラマ展望台)20241021

暖かい服装で、温かい飲みもの持って出かけて、秋の星空を楽しんでくださいね!

 

・・・

 

関連リンク

(解説)紫金山・アトラス彗星の観察チャンス(国立天文台)

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