北陸の冬の風物詩「鰤起こし(ぶりおこし)」って、なーに?

北陸の冬の風物詩「鰤起こし(ぶりおこし)」って、なーに?

こんにちは!

ヤマサン食品工業です。

 

早いもので、もう師走。

ついこの間まで、暑~い日が続いていたのに、あっという間に冬の訪れを感じる季節になりました。

 

さて、先日、弊社のInstagramアカウント(ストーリーズ)で、北陸の冬の風物詩「鰤起こし(ぶりおこし)」について触れたところ、複数の方から「鰤起こし」って何ですか?というご質問をいただきました。

 

日本全国の共通語だと思っていたので、ビックリ!(笑)

せっかくの機会なので、北陸地方限定ワード「鰤起こし」について、ご紹介いたします。

 

「鰤起こし(ぶりおこし)」とは?

冬が近づくと、大陸から日本に寒気が流れ込んできます。

冷たい空気が暖かい日本海を渡る際に大気の状態が不安定になり、北陸地方では11月下旬から12月にかけて雷が多く発生します。

この雷のことを「鰤起こし(ぶりおこし)」と言います。

 

市街地の稲妻

空一面が黒い雲に厚く覆われて、一晩中大きな雷がピカピカゴロゴロ・・・。

子ども心に怖かったものです。

 

なんで「雷」なのに「鰤(ぶり)」なの?

なぜ、気象現象の「雷」に、魚の「鰤(ぶり)」の名前がついたのか?

気になりますよね。

 

調べてみました!

 

鰤(ぶり)は回遊魚で、秋から冬にかけて適度な水温を求めて日本海を南下し、この雷が鳴る頃に北陸沖にやってきます。

寒ブリ漁のシーズン・インです!

 

冬の訪れを告げる雷が鳴って、鰤(ブリ)が目を覚まし、漁が始まる・・・。

ちょうど「雷」が「鰤(ぶり)を起こした」ように感じられることから、「鰤起こし(ぶりおこし)」と名付けられたと言われています。

 

実際に富山県で生活していると、初冬独特の雷が鳴った翌日には、スーパーマーケットに脂の乗った寒ブリが出回るので、実感としてよく分かりますよ!

 

ちなみに、漁業では、定置網を引き揚げることを「網を起こす」と表現するそうで、「鰤(ぶり)が入った定置網を揚げること」を「鰤起こし(ぶりおこし)」と言ったのが語源であるとも言われています。

 

鰤(ぶり・ブリ)

 

2024年の寒ブリ漁は?

今年の寒ブリ漁は、豊漁でスタートとのこと!

富山県では、11月20日に「ひみ寒ぶり宣言」が出されました。

福井県の美浜町では、12月の初旬以降、連日大量の寒ブリが水揚げされているそうです。

スーパーマーケットでも「きときと(富山弁で新鮮さを表す方言です)」な鰤(ぶり)が、お買い得な価格で販売されています!

 

鰤しゃぶ(ぶりしゃぶ・ブリしゃぶ)

脂が乗った寒ブリは、刺身でも、焼き物でも、しゃぶしゃぶでも♪

どんな料理で食べてもおいしいです!

 

おすすめ簡単レシピ!

旬の「鰤(ぶり)」と弊社の「ごぼう」を使ったおすすめ簡単レシピをご紹介します。

煮るだけ簡単調理の「ぶりごぼう」♪

柚子の風味が「ぶり」と「ごぼう」のおいしさを引き立て、ごはんもお酒もすすみます。

ご家族で、旬をおいしく召し上がってくださいね!

ぶりごぼう

ぶりごぼう

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ぶりごぼう(レシピ)

 

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うまみ丸ごと野菜 国産ささがきごぼう 100g

 

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